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歌詞

人間失格

ピウムジカ

見た目だけはいっぱし

ひとがたの器

出来損ないのこの身体

同じ形の傷を

同じ場所にちょうだい

痛いくらいに思い知らせて

わたしはあなたじゃない

あなたになれない

特別でもない

何者でもない

何を想っても

何を歌っても

三文芝居に違いない

素敵じゃない 優しくない

対価を求められない愛が怖い

それなら いっそ 人間辞めたい

おごりだけはいっぱし

それなりの値打ち

幻に踊らされて

変わり映えない日々が

変わっていけばいいな

いつか、いつかと待つばかりの癖に

わたしはあなたになりたい

あなたになれない

せめてくだらない

わたしを捨てたい

何度願っても

何度祈っても

叶うことなど有り得ない

資格が無い 素質が無い

臭い汚い淀みだけがなくならない

それでもずっと 人間でいたい

大人になれない 子供に戻れない

これからどこへ行けばいいかも

分からないけど

あなたが泣いていた

あなたが泣いていた姿が

まぶたの裏側からいつまでも

消えない

わたしはあなたになりたい

あなたになりたい

あなたになりたい

あなたになりたい

何かのために

誰かのために

涙流せるあなたのように

おぼつかない 頼りない

どうしようもない

それでも生きていたい

わたしはもっと好きになりたい

わたしをもっと好きになりたい

  • 作詞

    久喜 有乃

  • 作曲

    ピウムジカ

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バンド初の音源集となる今作 (デジタルリリース版) はライブ定番曲である「犬の惑星」「人間失格」の他に今作を象徴するナンバー「C」そして圧倒的アンセム「MUSICA」含む計5曲収録。サウンドプロデューサーに篠塚将行 (それでも世界が続くなら) を迎え、世に放つ異色のフルアルバム。

アーティスト情報

  • ピウムジカ

    piano/vocal久喜有乃(読み:くきあるの/左)とdrums日暮郁哉(読み:ひぐらしふみや/右) から成る 2ピースバンド、ピウムジカ(Più musica)。 2021年6月26日、千葉県で結成。 バンド名はイタリア語で「もっと、音楽を」という意味である。 パーソナルな深層心理と卓越した倫理観念を、声楽由来の伸びやかかつ清らな歌声で歌い上げる久喜と、 従来のパターンを脱し遊び心を散りばめたビートを、歌うように叩く日暮のアンサンブルは、 テクニカルでありながら重厚なグルーヴを持ち、二人というミニマムな編成を感じさせない。 どこか楽典的でクラシカルなメロディを、時にキャッチーに、時にエキセントリックに、 自由自在なアプローチで奏で、音楽の新境地” Più musica”を目指す。 正真正銘、唯一無二のバンド。

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