歌詞

こぼした絵の具が広がったように

広く空を染めた茜色

残した宿題のことは忘れて

五時の鐘の音に急かされた

戻したくなるような沢山の時間も

戻ってみたって結局

何も変わらなくてさ

思った通りにいかない方が多いさ

悩むことはないさ

そのままでいよう

ふわり浮かぶ雲のように

穏やかにただ生きられたなら

そう思えた今日の夕焼けは

やけに綺麗に見えた気がした

落ちた雫を空に返して

大したことじゃなくても

僕の”今”が

変わるわけじゃなくても

どうしたって晴れなかった僕の心に

少しだけ 少しだけ

ふわり浮かぶ雲のように

穏やかにただ生きられたなら

明日を少し好きになれるような

淡い熱を胸に覚えた

落ちた雫は蒼く溶けた