薄命光線のジャケット写真

歌詞

薄命光線

木下優真

二回目の冬を越えて

じめじめ湿った風の匂い

アスファルトの反射で

少しだけ目を伏せてた

日比谷線のホームで

なんとなくただぼんやりと

ここから始まる未来

見えない ただの一人

行先も分からない人波に飲まれて

退屈にヘッドホンの中で歌う

うっかり立ち寄った東京タワーから

夕立を待ってた

薄命光線 僕はここで

どれくらいの数の人の中で

時には誰かに嘘を吐いて

自分を愛せるのだろう?

いつか終わりの合図で

走馬灯が流れるなら

君のことを選んで

画面に流せるかな

結末の分からない 映画に似た僕の人生に

少しだけ憂いてしまう

やっぱり彷徨って 必死に縋ってる

主人公なんだろ

生立ちも分からない 外野に邪魔されて

追いかけた光に手を振るなら

どうせ終わる今日を それでも耐え抜いて

生きるしかないだろ

薄命光線 雲の隙間

一筋の光が街に着いた

心の奥の奥底でまだ

何かが蠢いてんだ

薄命光線 僕はここで

どれくらいの数の人の中で

時には誰かに嘘を吐いて

自分を愛せるのだろう?

自分を愛せるのだろう?

  • 作詞

    木下優真

  • 作曲

    木下優真

薄命光線のジャケット写真

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木下優真のこれまでの集大成を謳ったフルアルバム。 活動7年目にして初のフルアルバムとなり、活動初期の楽曲から2023年に春夏秋冬リリース企画としてリリースした楽曲(サウンドプロデュース:ひろせP)、そして書き下ろしの新曲を含め12曲を収録。
サウンドプロデュース・アレンジには、「ないない」アカシック奥脇達也、「おやすみヒーロー」tarareba(ex. HOWL BE QUIET)竹縄航太・岩野亨、「環状八号線」RED ORCA/Aahum同道公祐をそれぞれ新たに迎え、これまでの木下優真の楽曲に新たなサウンドが加わり、名刺代わりとなる作品に。

アーティスト情報

BGS Entertainment

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