Lyric

無垢 可憐を忘れて

カーテン 閉めれば

この不快感 歓迎じゃん

通知が 光るわ

世の未練に 歯を立て

傷痕 つければ

この孤独感 安定じゃん

首筋 伝うわ

罵声も 痛みも 全部

プレイリストに ぶち込んで

手招く 夜の帳

趣味悪い 真っ赤なルームで

夜半を匂引かす 飾窓

枠にハマって 溶けあって

故意に馴れないで エトセトラ

残滓の愛を 頂戴な

朝じゃ届かない 優しさを

息がかかって 欲しがって

まだ寝るのは よそうじゃないか

眠ったら 明日が 来ちまうからさ

濃い 紅蓮のリボンで

手首を 飾れば

この浮遊感 いってんじゃん

ネオンが 染みるわ

誰も彼も みな全部

骨の髄まで 入れ込んで

宵張り遊びばかり

趣味じゃない 真っ赤なルージュで

嘘を掻き鳴らす 飾窓

役にハマって 踊りましょ

いやに公然の 秘めごとを

見せてご覧よ 直ぐ側で

選ばれんじゃないのよ

あたしが 選ぶの

この多倖感 最高じゃん

硝子へ 反射るわ

生命かき乱す 熱帯びて

時が止まった絵画のように

ぞめき笑む人も 大概な

思い通りに

夜半を匂引かす 飾窓

枠にハマって 溶けあって

故意に成れないで エトセトラ

残滓の愛を 頂戴な

朝じゃ届かない 優しさを

息がかかって 欲しがって

まだ寝るのは よそうじゃないか

眠ったら 明日が 来ちまうからさ