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『メロンソーダがトレンディ』
夜の喫茶店。
テーブルの上には、鮮やかな緑のメロンソーダ。
チェリーをくわえて、
おニューのバッグを見せつけながら、
彼女は今日も得意げに言う。
「メロンソーダが、トレンディ。」
ナウい。
イケイケ。
アベック。
フィーバー。
いつの間にか聞かなくなった言葉も、
彼女にかかれば、今夜だけは最新モード。
『メロンソーダがトレンディ』は、
昭和歌謡の色気とFunkのグルーヴに、
Detroit Trapの少しズレた跳ねを忍ばせた一曲。
古いレコードから流れてきたような音像、
低くスモーキーな女性ボーカル、
そして、時代遅れになった言葉を堂々と着こなす主人公。
流行は、いつか古くなる。
でも、
好きなものまで古くなる必要はない。
昨日の「ダサい」が、
明日にはまた「トレンディ」になるかもしれない。
グラスの泡が消えるまで、
今夜だけは好きに気取ればいい。
メロンソーダが、トレンディ。
What Could Have Happened Instead? 歴史が歩まなかった、もうひとつの人生へ。 もしゴッホが笑っていたら。 もしモナリザが美術館を抜け出したら。 W.A.C.C.H.I.は、 歴史や芸術が現代を生きる"もしも"の世界を、 R&BとNight Driveサウンドで描く音楽プロジェクト。 Vocal Project by Liminal Reverie