歌詞

水彩画のような　ぼやけた青春　無駄遣い

炎天下の青空(あお)に　妄想浮かべ　ひとり皮肉った

ひと齧り　氷菓　人並み　夏染みてみたくて

親友の誘いに　まんまと乗っかった

僕と　主人公は無縁と

そんな風にね　斜に構え

生きてきた...けれど

予期もしなかった

目の前の革命を　何と呼ぼう？

突然だ　突然すぎるよ

舞台上の　君のシルエット　釘付けでした

ああ　滲んでた　解像度あげて

今日　世界は生まれ変わったよ

白昼夢のあとの　明くる朝に頬をつねった

洗面台の前　寝ぼけ顔に色付く日常

認めたいような　認めたくないような僕がいる

傍観者のエゴだな　輝きに罪はない

瞼の裏　焼き付いて

何十回　何百回　リプレイするムービー

まるで夏の睡蓮のような笑顔

撮ってたのが　僕か　確かめたくて

完敗だ　完膚なきすぎる

昨日以上　君のすべて　燦(きら)めいてました

ああ　こんなにも　最高に愉しい

今日　世界の中心はここだ

完璧だ　完璧すぎるよ

舞台上の　君のシルエット　今日も釘付け

ねえ　眼差しのスポットライトを

当ててくれる「あなたも主人公」

ここで歌う「みんなが主人公」

何千回だって　会いに行くよ

やがて　夏が終わってしまっても

君が主演のそのドラマを

春夏秋冬　この瞳で

撮りつづけよう　ずっと