Lyric

どうか忘れて　私のことを

明日の空へ　歩いてほしい

笑い合うたび　胸が痛んで

隠した涙　見せられなかった

大好きだった　鼻をかく癖

強がる時の　あなたの仕草

あなたの手を　強く握れば

弱さがあふれてしまうから

振りほどいた手　弱いね私

逃げるように走り出す

どうか忘れて　私のことを

明日の空へ　歩いてほしい

最後まで　愛してた証

嘘をついてでも　あなたを守りたかった

震える声で　背を向けた夜

あなたのぬくもり　まだ消えないのに

「嫌いになった」　そう言ったのは

涙の理由　隠すためだけ

名前を呼ぶ　その声さえも

抱きしめたくて　怖くなるの

病室の窓　過ぎていく時

祈るように目を閉じる

どうか信じて　強がる言葉

憎んでくれたら　楽になれる

叶わない未来を　知ってしまったから

笑顔の記憶だけ　残したかったの

「ごめんね、愛しい人へ

あなたは優しいから

きっと私のために生きる

病気が私を連れていくから

あなたの未来を汚したくなくて

時々でいいから思い出してね

あなたと会えて私は幸せでした」

どうか次こそ　生まれたならば

あなたに会いたい　その世界で

今度は最後まで　あなたの隣で

笑いながら明日を　2人で見ていたい

もしも生まれ変わった時

あなたがもしも　私に気づかず

過ごしても　私があなたの

鼻をかく癖　必ず見つけるよ！