歌詞

月明かりの方へ　夜の向こうへ

君がいないから　僕はまた迷ってしまった

「レイラ」

電話をかけて　魔法も君にかけてしまって

夜の底に　沈んで消えていった

「歌って」 「語って」

「話して」 「離さないで」

「急いで」 「台詞で」

溶かして欲しかった

月明かりの方へ　夜の向こうへ

君がいないから　僕はまた迷ってしまった

目も口も　揶揄することも出来ないまま

君の声も　聞こえないままだった

「踊って」 「捻って」

「引っ張って」「綺麗って」

「いつだって」「一緒って」

「言って欲しかった」

月明かりの方へ　夜の向こうへ

君がいないから　僕はまた迷ってしまって

「好きって？」 「嫌いって？」

「夜って」 「明けるって！」

「明けないで」

君は呟いた「さよなら」を

君と話すことは　最後まで叶わなかったから

いっそ夜に消えて無くなってしまおうか

さよなら、レイラ　明日の夜も一緒に祝おう　ねえ

君との夜に　沈んできっと溺れたまま

「おやすみ」