Lyric

ちょっとゆっくり歩く君に歩幅合わせると

雨上がりきらめく花びらつかまえた君が笑う

懐かしい風　華やぐ香り

ほほえみ返してくれるような大空

3年前の春に寄り添い閉じてた

心の扉今たたくよ

この桜トンネルくぐり抜けて

君に伝えたい　真心を添えて

「おはよう」とか「またね」さえも越えていこう

ともに膨らんだ　臆病に潰れそう

心に貼りついた　傷跡をそっと撫でながら

恋風に吹かれそうになったら　逃げてきた僕だった

「これから僕ら、隣に居よう。」

そう伝えたならもう、二度と再び

「おはよう」「またね」紡ぎ合える関係に

戻れないだろうから怖いよ

僕らを刺す悲しみも苦しみも

優しさふたり分　混ぜ合わせたなら

甘い甘い桃色に染まるだろう

こぼれるあの花のように

この桜トンネルくぐり抜けて

君に伝えたい　真心を添えて

「おはよう」とか「またね」さえも越えていこう

ともに膨らんだ　臆病を今、越えていく