Lyric

素肌に朝日を浴びても

私には緑の葉なんて無かった

雨が 街潤すけど

とめどなく 乾く 軋んだ心

ある日 見つけた 花図鑑に載ってた

一途に寄り添う可憐な花が

そんな私 まるでラフレシア

貴方の傍で咲いてたいの

私小さなラフレシア

貴方は気づくのかしら

いまは

一時の夢でもいい

二人に永遠など無いの

近くにきて 根を張らせて

地に落ち果てるまで

そばにいさせて

夢みたあなたとの邂逅

微笑んで見つめて触れてくれたから

乾いた心が満ちてく

大きな手 握り返してくれたから

二人の箱庭 月の光

照らされ 綺麗で 二人は 夜に咲いた

だから

私まるでラフレシア

貴方の傍で咲いてたいの

私小さなラフレシア

あなたのやさしさがわたしの全て

頭から足先へ

なんてなんて素敵なこと

嗚呼この夜

嗚呼結ばれた

私達

そして

一時の夢は終わり

だけどもう離れらんないの

あなたの根に咲いた私

花びら枯れるまで

ふたりのままで