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歌詞

蕭索サンセット

イランド屋

10月の街は落ちる葉で夕暮れ時が赤く見えるから

ほんの数秒間を切り抜いてそれを思い出として片付けた

色の染みた布を羽織って向いた指がただ示した方へと

走らせる円環は一本の足跡を切りつけた

どこへも行けなかった泣き声 静かだった夜に降り落ちる

ひび割れた窓伝いながら彩って、モノクロ

小さなフレームに押し込まれ時は止まりながら重なる

偶然、必然から溢れた欠片を集めて閉じていく

横たわる秋を踏みつけて割ったあの日から

焦点のズレた失敗作みたいに靄掛かった両の目で探したんだ

きっとどこにだってある物 休日の喧騒に溶かされて

月明かりは等しく全部を借りた光で塗り替えていった

嘗て赤く染まった景色だってもうじき褪せていく

どこへも行けなかった泣き声 静かだった夜に降り落ちる

ひび割れた窓伝いながら彩って、モノクロ

小さなフレームに押し込まれ時は止まりながら重なる

偶然、必然から溢れた光も影も取り込んで

ひとつふたつ失いながら 欠片を集めて綴じていく

  • 作詞

    荒井龍, イランド屋

  • 作曲

    荒井龍, イランド屋

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