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歌詞

白く濁す

燈志籠

家の窓は全てカーテンを閉めきっている

玄関の扉を開けると空の色が見える

心にも響いてくる刺さるような寒さと

他人の物音がしない暁の空間

車のエンジンをかけてゆっくり走らせる

暖房はすぐに効かないからしばらくは凍えてる

コッペパンと微糖を買いにコンビニに寄るから

ガラガラの駐車場でアイドリングをさせとく

稼ぎにいく金は粉塵にまみれながら

後に煌びやかな世界に溶かしていく

女の話ばっかしてる左官屋のじいちゃん

毎日道具を持って帰る軽量屋のオヤジ

信じて疑わない自分の道に泣いたり笑ってる

水面は外からの力で揺れる

ど正論の説教じゃどうにもならず

障りない励ましが欲しい夜もあった

(hook)

拾い上げる表現は落とした者の美談で

探してる必死さは先に立たぬ後悔

血が滲む足元の痛みにも気づかない

曖昧な理想像に魂が溶けてく

深さが見えなく静かに流れる

白く 少しでもその身を綺麗に濁す

醜さに酔いしれて笑う顔で隠してる

どんな文も言いよう 黒が戻る心

明日食う飯に困る奴は 他の事は考えられない

陰謀論だのあーだーこーだ 上の空で聞いてる

要するにお前の話は聞いてない

1曲のtrack代にも満たない売り上げを家賃の足しにした時もあった

最低だ、チューンコアの残高は下ろさないって決めてた

仕方なく破った

思えば10年以上情けない事を歌ってる

いつか、いつかと年を重ね、繕わずリアルを描き続けてる

誇れる物があるから、自分を白く濁した

信用出来るのは金だけと塞いだ

それ以上で繋がれる仲間に恵まれた

綺麗ともとれる純粋な黒い心は

そいつを一瞬で壊す 力のあるものだ

(hook)

拾い上げる表現は落とした者の美談で

探してる必死さは先に立たぬ後悔

血が滲む足元の痛みにも気づかない

曖昧な理想像に魂が溶けてく

深さが見えなく静かに流れる

白く 少しでもその身を綺麗に濁す

醜さに酔いしれて笑う顔で隠してる

どんな文も言いよう 黒が戻る心

次はうまくやれる 根拠のない蛇足だ

あとがきってのは もっとハッピーなものが良い

言い訳や後悔を綺麗に言うのは簡単だ

正真正銘、腹から笑いたい

変に濁す必要がないよう

下を見るのが好きでも

進むためには前を見る必要がある

(hook)

拾い上げる表現は落とした者の美談で

探してる必死さは先に立たぬ後悔

血が滲む足元の痛みにも気づかない

曖昧な理想像に魂が溶けてく

深さが見えなく静かに流れる

白く 少しでもその身を綺麗に濁す

醜さに酔いしれて笑う顔で隠してる

どんな文も言いよう 黒が戻る心

  • 作詞

    燈志籠

  • 作曲

    NANA

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”止まってるわけではなく 眠りにもついてもない
停滞を感じる 目覚めたいと思う。”

”作者がいれば、読者がいるとは限らない
だからこその成り立ちと芸術の衰退。”

前作「いき」より約7か月ぶりの新作
詩としてだけでも成立する程の文章力、構成
リアルだからこそ音にのる人間臭さ。
元々の持ち味に磨きをかける

track makerには FortyFourFire、
ikipedia、Laugh、NANAが参加
recording,mix by JUVENILE
Mastered by Hiroshi Shiota At Salt Field Mastering
Cover Art Design / Creative Direction by志峰(Bishop Arcade)


悲しくも限られてる
”明日”を仰ぐ

アーティスト情報

  • 燈志籠

    ★プロフィール 燈志籠:トウシロウ 1992年2月生まれ。 東京は江戸川区を拠点とし、渋谷を中心に 活動中。 生まれも育ちも東京下町。 等身大に吐かれる身を削ぐ程の自虐的Rap、 和を思わせる独特なフローは武器になり時に光る。 これまでに1st、2st DEMOを配 布。2014年には1st EP「抒情詩」をリリース。 2015年、自主レーベル「燈レコード」を 設立。同年、9月26日、待望の2nd EP「レガシィ」をリリース。 2016年4月、自身初と なる1st digital single「紅色のメロディ」をリリース。 船橋orangeで開催された「Lyric Competition」とゆうリリックを競うバトルにて優勝。 2017年4月、2nd digital single 「煙霧-HAZE-」をリリース。 同年8月15日終戦記念 日には自身の思想を歌ったMV「燈籠流し2017」を公開。各方面から注目される。 2018年2月、3rd digital single「群青」をリリース。 同年11月よりYouTubeにて「燈TV」の放送をスタート。 不定期で年に数回、渋谷R-Lounge(7F)にて「獅子奮迅」をオーガナイズ。 2020年7月、待望の1stアルバム「回天動地」を全国発売。 これまでの燈志籠の集大成。収録曲「心」は多くの人の心を掴んだ。 2021年5月さらに進化した燈志籠が4枚目のシングル「最上」を発表 ”自分で決めた最上なんてのには必ず上がある” ”シカトしてんじゃねぇよ 聞こえてんだろ” 2021年6月より渋谷R-Lounge(7F)にて新たに 「昭和ポップスBAR"アカリレコード”」をオーガナイズ 毎月第一金曜日にてレギュラー開催決定。 2022年2月 和術慧舟會GODS所属 格闘家 木下尚祐のオリジナル入場局曲を担当 "yourself" DEEP始め各格闘技大会にて木下選手入場時に会場中に響く。 シングル配信中!! 2022年6月 2ndアルバム「一人群像」リリース 2023年5月20日 「いき -EP-」リリース 渋谷HAZARDの現場叩き上げ。地下照らす燈籠。 ”正攻法で攻める下町の低脳よ”

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燈レコード

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