歌詞

君とならんで歩く

この時間が好きなんだけどさ

君は何を考えているのだろう

君が貸してくれた

小説のヒロインみたいになれなくて

もっと素直でいたいのに

バス停が近づくほど

なぜ焦りだすの心

わざとゆっくり歩くの

でもね 気づかないでね

横顔に語りかける

ふいに重なりあう視線

沈黙に隠した乙女心は 初恋色

「好きだよ」と夢なら言えたのにな

(I miss you)

君に近づくほどに なぜ なぜ?

遠く感じるの 零れそうな涙を隠す

せめてもの強がり

(この気持ちは秘密だよ)

この想い伝える日まで

(Ah...)

土砂降りの雨にも

そっと傘をさしてくれたね

君の優しさが消えてくれない

そっと触れた手と手の

ぬくもりで胸が苦しくなるんだよ

今すぐすべて伝えたい

昨日までのふたりと

何かが変わるのかな?

不可逆な恋の行方を

知るのは怖いよ

君が時折みせる

無邪気な笑顔にさえ

少し嫉妬してしまう天の邪鬼

初恋色

「好きだよ」と君から言ってほしい

(I want you)

期待しているだけじゃ ダメ ダメ

わかっているけど

はじまってもいない恋が

私を切なくさせる

(戻れないと知ってても)

この想いはもうあふれそう

「行かないで」と君の裾をつまんで

バスは通り過ぎていく

ふたりきり(Ah...)

何から話そう

今ここで伝えなくちゃ

君は理由も聞かずに

待ってて

くれたね

(伝えるよ)

「好きだよ」

君だけ 君じゃなくちゃ

(I love you)

ありふれた言葉かも

でも でも

止められないんだ

隠してきた

強がりの涙にはサヨナラして

(君に思い届けるよ)

君の声で揺れる心

「また明日ね」とバスに乗る