いたずらに過ぎ去った春の日は
この髪なびかせている風さえ冷くて
帰り道響かせた足音は
いつしか掻き消され
今日もまた明かりが落ちる
夢の中なら 2 人で
(その手ぎゅっと 離さないで)
今もくしゃっと笑ってる
(他愛ないくらい あぐらかいて)
電話するとき
いつも遠回りしてること
きっと君は気づかないふりで
何ページ戻せたら
違う未来めくれたの
空白を埋め尽くすように
言葉溢れてるのに
重ねた分だけもう戻れない
挟んだ栞
夢の中でも 2 人で
(この手ぎゅっと離したくない)
今もくしゃっと笑ってる
(怖いくらいにペダル漕いで)
お茶をするとき
いつもぬるめに入れてること
きっと私気づけないままで
何ページめくれたら
あらすじ忘れられるの
空白を埋め尽くすように
言葉溢れていくの
重ねた分だけもう忘れない
挟んだ栞
知りたくない結末
期待するまさかの展開も
最後の最後にある
句読点まで
もしも 1 つ願いが
叶うのならどうしよう
終わりなきこの人生(ものがたり)
うまく読み進められるかな
何ページ戻せたら
違う未来めくれたの
空白を埋め尽くすように
言葉溢れてるのに
重ねた分だけもう戻れない
挟んだ栞
- 作詞
田中龍志
- 作曲
宇多川 翔
あわこい の“栞”を
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