Lyric

少し肌寒い 午前1時

貴方からの愛を肌で感じてた

熱を帯びた指と指が絡みあうその瞬間だけは

これ以上何も要らないと思っていた

隣で寝ている 午前2時

私は脱ぎ捨てた服を独りで拾い集め

ソファに座ってテレビを付ける

なんでかな…涙が溢れた

貴方が吸っていたCAMELの香りが

大嫌いになりました

だってその香りがすると、顔に吹きかけられた

煙ですら愛おしく感じてしまうから

寝ぼけながら呼ぶ私の名前

幸せそうな寝顔が、嫌になって

独りで部屋を飛び出した 午前3時

どうも息苦しくて ここに居られそうにない

私から手を繋ぐだけで嬉しそうだった貴方が大好きだった

愛おしそうに抱き締める手や声も独り占めしたかっただけ

貴方が吸っていたCAMELの香りが

大嫌いになりました

だってその香りがすると、忘れたい記憶が

煙に乗ってふわっと蘇るんだから

貴方が吸っていたCAMELの香りが

大好きでした

だってその香りを纏った貴方が少し大人びて見えたから

車で送って貰う 午前4時

貴方からは微かに私の香水の香りがした

お別れのキスから私の嫌いな匂いがした

これでやっと言える 「さようなら」