Lyric

白い羽　纏うすがた

可憐に舞い上がり　雲の上へ

熱い胸　鼓動はやく

遠ざかる憧れを夢にしたんだ

左眼に眩しさ　シワを刻み

憂鬱な気分に　凍えた身体

動かない時計に　ため息ひとつ

モノクロの世界で　餌を探す

黒い羽を捥がれる痛みが

抉るトゲ　探し出せずに

墜ちる　視界追い越してく影

焦燥が　嘆きが　身も　心も

黒くしてく

憎しみで飛んでいるよ

見渡せば独り　霧の中を

コンパスにヒビが入る

誓った思いまで風化していく

あーまた

やり直しだなんて…

未だ届かず　地に落ちた僕は

あと何度飛び立てるだろう

輝るあの人の白い羽が

焼きついて　離れない

もう一度　舞い上がるよ

憎しみで飛んでいたよ

夢を現実へ　理想を鳴いて

生きる意味を見つけたら

追い風のまま　心のままに

穏やかに飛んでいるよ

遅れても羽ばたく下がらないよ

たとえ灰色でも

ふと未来が

動いた気がしたんだ

また　笑顔になる日まで

見るのは上だけ

夜でも　快晴だよ