

大丈夫だよと
笑ってみせたあと
帰り道の信号が
青に変わる
握りしめていた
バッグの持ち手
強がりの跡が
手のひらに残ってた
「よく頑張ったね」と
言ってくれた声
思いがけない
優しさに触れたとき
張り詰めていた
心の糸が
かすかな音を立てて
ほどけていく
もう少しだけ
ここにいてもいいかな
何も言わずに
泣いてもいいかな
ほろり ほろり
こぼれ落ちていく
隠していた涙が
頬を伝う
強がらなくていい
泣いてもいいんだと
夜の風が
そっと教えてくれる
ほろり ほろり
痛みも溶けていく
誰も見ていない
夜の片隅で
小さく丸めた背中を
ゆっくり起こす
泣いた数だけ
弱くなるわけじゃない
自分を許すための
しずくだから
言葉にならない
悔しさも悲しさも
今だけは
隠さなくていい
ほろり ほろり
あたたかい涙
固まっていた胸を
ほぐしていく
言葉にできなかった
悔しさも全部
いまこの夜に
預けてしまおう
ほろり ほろり
静かに滲む街
崩れたっていい
また積み上げればいい
固く閉ざしていた
扉をあけて
ありのままの呼吸を
取り戻すまで
もう少しだけ
流させて
ほろり ほろり
最後の一滴が
洗い流してくれた
迷いの影
明日の朝には
澄んだ瞳で
また前を向けると
信じられるから
ほろり ほろり
優しくなれる
ほろり ほろり
誰かにじゃなく
今日までの私に
優しくなれる
ほろり ほろり
こぼれたしずく
ほろり ほろり
夜が明けていく
- 作詞者
NyariSounds
- 作曲者
NyariSounds
- プロデューサー
NyariSounds
- プログラミング
NyariSounds

NyariSounds の“ほろり”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
さらり
NyariSounds
- 2
ひらり
NyariSounds
- 3
ふらり
NyariSounds
- 4
ゆらり
NyariSounds
- ⚫︎
ほろり
NyariSounds
- 6
くるり
NyariSounds
- 7
ぽつり
NyariSounds
- 8
ころり
NyariSounds
- 9
ちらり
NyariSounds
- 10
とろり
NyariSounds
- 11
きらり
NyariSounds
- 12
ふわり
NyariSounds
- 13
おさんぽ (ともりん)
NyariSounds
- 14
マイヒーロー (ともりん)
NyariSounds
- 15
オーマイディア (ともりん)
NyariSounds
『・・り。』
言葉の端に宿る、かすかな気配。
心がほどける瞬間、風が頬をかすめる速度、夜の底へ沈みゆく静けさ――。
本作『・・り。』は、日本語特有の繊細な情緒を宿す「〜り」で結ばれる3文字のオノマトペ・副詞をテーマにした、全12曲のコンセプト・アルバムです。
「さらり」と吹き抜ける風から始まり、「ひらり」「ゆらり」「ほろり」と心の機微をなぞりながら、夜明けの光の中へ浮かび上がる「ふわり」まで。アコースティックの温もり、洗練されたシティポップのグルーヴ、アンビエントのたゆたいが、移ろいゆく日々の輪郭を優しく描き出します。
日常の隙間に零れ落ちる、名付けようのない感情に寄り添う一作。どうぞ肩の力を抜いて、音の余白に身を委ねてください。
アーティスト情報
NyariSounds
特定のジャンルに縛られず、その時々の強い関心や、求められる要請に対して最適なサウンドを導き出す変幻自在の音楽プロジェクト。 ファンク、レゲエ、ジャズといったブラックミュージックの系譜から、実験的なポップ/ラップ・ビート、さらには世界各国の民族音楽をブレンドしたインストゥルメンタルまで、その手札は多岐にわたる。 「枠に収まらないこと」それ自体がNyariSoundsのシグネチャーであり、ルーツ。デジタルプロダクションの技術を駆使し、あらゆるテーマやビジュアルを鮮烈な音像へと昇華させる。次にどの扉を開けるのか、その予測不能なクリエイティビティこそが最大の魅力である。
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