

乾いたアスファルトに
落ちた黒い点
空を見上げたら
頬に冷たい合図
誰にも言えずに
しまっていた言葉が
喉の奥で小さく
音を立てる
傘を開く前の
わずかな静寂
街の輪郭が
ゆっくり滲んでいく
強がりを重ねた
日々の隙間に
落ちてきたのは
雨と本音
言わなくても
過ぎていくけれど
今夜くらいは
聞いてほしい
誰かじゃなくても
いいから
ぽつり ぽつり
こぼれ落ちていく
傘を差す前の
雨のしずく
ぽつり ぽつり
呟いた言葉
「少しだけ
寂しかったんだ」
静かな雨音が
そっと包んでくれる
水たまりに広がる
同心円の波
ひとつ
またひとつ
重なって
消えていく
無理に賑やかな場所へ
行かなくてもいい
ひとりの時間も
大切にしたいから
誰にも見せない
弱さがあっても
それはきっと
私の一部だから
今だけ少し
静かに
ここにいていい
ぽつり ぽつり
湿りゆく舗道
隠していた弱さも
染み込んでいく
誰に届かなくても
構わないから
自分の心に
正直でいたい
ぽつり ぽつり
夜が降りてくる
雨宿りの軒下で
息を吐き出す
飾らない声で
話すように
ひとことだけ
零してみる
「ほんとは
少し疲れてた」
ぽつり ぽつり
降り続く雨が
洗い流すのは
背伸びした私
無理に笑わなくていい
この場所で
ありのままの呼吸を
取り戻すよ
ぽつり ぽつり
静かに響いて
ぽつり ぽつり
雨の向こうに
まだ知らない朝が
待っている
ぽつり ぽつり
雨の一滴
ぽつり ぽつり
本音をひとつ
- 作詞者
NyariSounds
- 作曲者
NyariSounds
- プロデューサー
NyariSounds
- プログラミング
NyariSounds

NyariSounds の“ぽつり”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
さらり
NyariSounds
- 2
ひらり
NyariSounds
- 3
ふらり
NyariSounds
- 4
ゆらり
NyariSounds
- 5
ほろり
NyariSounds
- 6
くるり
NyariSounds
- ⚫︎
ぽつり
NyariSounds
- 8
ころり
NyariSounds
- 9
ちらり
NyariSounds
- 10
とろり
NyariSounds
- 11
きらり
NyariSounds
- 12
ふわり
NyariSounds
- 13
おさんぽ (ともりん)
NyariSounds
- 14
マイヒーロー (ともりん)
NyariSounds
- 15
オーマイディア (ともりん)
NyariSounds
『・・り。』
言葉の端に宿る、かすかな気配。
心がほどける瞬間、風が頬をかすめる速度、夜の底へ沈みゆく静けさ――。
本作『・・り。』は、日本語特有の繊細な情緒を宿す「〜り」で結ばれる3文字のオノマトペ・副詞をテーマにした、全12曲のコンセプト・アルバムです。
「さらり」と吹き抜ける風から始まり、「ひらり」「ゆらり」「ほろり」と心の機微をなぞりながら、夜明けの光の中へ浮かび上がる「ふわり」まで。アコースティックの温もり、洗練されたシティポップのグルーヴ、アンビエントのたゆたいが、移ろいゆく日々の輪郭を優しく描き出します。
日常の隙間に零れ落ちる、名付けようのない感情に寄り添う一作。どうぞ肩の力を抜いて、音の余白に身を委ねてください。
アーティスト情報
NyariSounds
特定のジャンルに縛られず、その時々の強い関心や、求められる要請に対して最適なサウンドを導き出す変幻自在の音楽プロジェクト。 ファンク、レゲエ、ジャズといったブラックミュージックの系譜から、実験的なポップ/ラップ・ビート、さらには世界各国の民族音楽をブレンドしたインストゥルメンタルまで、その手札は多岐にわたる。 「枠に収まらないこと」それ自体がNyariSoundsのシグネチャーであり、ルーツ。デジタルプロダクションの技術を駆使し、あらゆるテーマやビジュアルを鮮烈な音像へと昇華させる。次にどの扉を開けるのか、その予測不能なクリエイティビティこそが最大の魅力である。
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