・・り、 (vo.ともりん)のジャケット写真

歌詞

ふわり

NyariSounds

夜の端っこが

白くほどけて

東の空から

朝がにじむ

抱え込みすぎた

両手の荷物を

そっと地面に

下ろしてみる

昨日までの重たさは

どこへ行ったろう

風が木々を撫でて

通り抜ける

呼吸をひとつ

深く吐き出したら

身体の芯から

軽くなっていく

急がなくても

季節は巡る

止まっていても

朝は来る

だから今は

この光の中

ただ静かに

身を委ねよう

ふわり ふわり

浮かび上がる羽のように

重たい心も

空へと放とう

風に乗りながら

光を浴びて

移ろう季節を

ただ愛しむように

ふわり ふわり

朝の光に溶けていく

巡り巡る日々

いろんな色があった

泣いた夜も

笑い転げた午後も

全部が私を

作ってきたから

何ひとつ無駄なものは

なかったよ

消えていったものも

残ったものも

抱きしめれば

同じ景色

変わっていくから

美しいことを

少しずつ

知っていく

ふわり ふわり

境界線を越えて

どこまでも広がる

青い空へ

留まることなく

移ろいゆく時を

そのまま受け止めて

歩き出そう

ふわり ふわり

やさしく包まれて

さらり ひらり

ふらり ゆらり

ほろり くるり

ぽつり ころり

ちらり とろり

きらりと光り

すべてを乗せて

風は吹き抜ける

ほどけて

舞い上がり

迷いながら

揺れながら

泣いた夜も

休んだ午後も

一瞬の光も

すべて連れて

あたらしい今日が

始まる場所へ

ふわり ふわり

舞い上がる光のなか

私の心は

自由になれる

恐れることも

急ぐこともなく

この風にすべてを

委ねていくよ

ふわり ふわり

未来へ漂う

ふわり ふわり

空は広く

ふわり ふわり

風はやさしい

変わり続ける

この世界を

今日も

愛していこう

ふわり ふわり

うつろうころ

ふわり ふわり

風になっていく

ふわり ふわり

夜を越えて

ふわり ふわり

光のなかへ

  • 作詞者

    NyariSounds

  • 作曲者

    NyariSounds

  • プロデューサー

    NyariSounds

  • プログラミング

    NyariSounds

・・り、 (vo.ともりん)のジャケット写真

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『・・り。』

言葉の端に宿る、かすかな気配。
心がほどける瞬間、風が頬をかすめる速度、夜の底へ沈みゆく静けさ――。

本作『・・り。』は、日本語特有の繊細な情緒を宿す「〜り」で結ばれる3文字のオノマトペ・副詞をテーマにした、全12曲のコンセプト・アルバムです。

「さらり」と吹き抜ける風から始まり、「ひらり」「ゆらり」「ほろり」と心の機微をなぞりながら、夜明けの光の中へ浮かび上がる「ふわり」まで。アコースティックの温もり、洗練されたシティポップのグルーヴ、アンビエントのたゆたいが、移ろいゆく日々の輪郭を優しく描き出します。

日常の隙間に零れ落ちる、名付けようのない感情に寄り添う一作。どうぞ肩の力を抜いて、音の余白に身を委ねてください。

アーティスト情報

  • NyariSounds

    特定のジャンルに縛られず、その時々の強い関心や、求められる要請に対して最適なサウンドを導き出す変幻自在の音楽プロジェクト。 ファンク、レゲエ、ジャズといったブラックミュージックの系譜から、実験的なポップ/ラップ・ビート、さらには世界各国の民族音楽をブレンドしたインストゥルメンタルまで、その手札は多岐にわたる。 「枠に収まらないこと」それ自体がNyariSoundsのシグネチャーであり、ルーツ。デジタルプロダクションの技術を駆使し、あらゆるテーマやビジュアルを鮮烈な音像へと昇華させる。次にどの扉を開けるのか、その予測不能なクリエイティビティこそが最大の魅力である。

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