歌詞

どうしようもない　虚しさに負けて

西日を背にして　ひとりで街を歩いた

肩を抱き合う　ふたりのはしゃぎ声

嗚呼、苛立つ俺の　胸はグッとこらえた

白い街灯りが　夜霧に溶けて

恋人たちを　きらめかせている

ここは強く　生きてゆく者の町

孤独を意識せずに　明日も生きてゆく

どうしようもない　記憶がよぎってた

思い出す度に　胸が締め付けられた

若かった俺は　少し気取ってた

君を意識して　敢えてそうしたんだろう

時は過ぎゆくとも　何も変わらない

こんな俺は今　ひとりで生きている

俺の生き方は　決して間違ってはいないだろう

君は今どうして　いるのだろうか

こんな俺でも　今日まで生きてきた

願わくばもう一度　君に会いたい

俺の人生は　曲がりくねった登り坂

つまづき傷ついても　強く生きてゆく