愛の伝承 vol.1のジャケット写真

歌詞

室生犀星 静かなる片恋 〜石川県〜

Inri

濡れた石畳 鈍色(にびいろ)の空

春はまだ遠く 川面に光る

ふるさとは 遠きにありて

名を呼ぶ声さえ 風に消されて

背中合わせの 幼き日々の記憶

捨てられた場所なのに なぜか懐かしくて

水面に映る 私の影は

誰を待っているのか 自分でもわからない

届かない想いよ 川を下れ

この胸の痛みも 泥の中に沈めて

愛しい人と 呼びかける言葉は

あの日捨てた 雨音のなか

ただ静かに ただ静かに 溶けてゆく

鉛色の冬 犀川のほとり

足跡はすぐに 雪に覆われ

貴方の面影 どこか似ている

過ぎ去りし人 戻らぬ日々に

「詩(うた)」を綴れば 孤独は深まり

「言葉」を吐けば 貴方は遠のく

それでも私は この場所に立って

季節の巡りを 眺めているだけ

届かない想いよ 川を下れ

この胸の痛みも 泥の中に沈めて

愛しい人と 呼びかける言葉は

あの日捨てた 雨音のなか

ただ静かに ただ静かに 溶けてゆく

春を待つ 川の音だけが

せめて私を 慰めるように

あしたもまた ひとり……

犀川のほとりで 夢を詠む……

  • 作詞者

    Inri

  • 作曲者

    Inri

  • プロデューサー

    Inri

  • プログラミング

    Inri

愛の伝承 vol.1のジャケット写真

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かつてこの地で生きた人々の情念を、サイバーパンクの無機質さとアフロビートの熱量で再構築しました。
時代を超えて繰り返される祈りや、届かない想いをビートの中に封じ込めています。
歴史の断片が現代の喧騒と混ざり合う、唯一無二の音像体験をお届けします。

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