愛の伝承 vol.1のジャケット写真

歌詞

八百比丘尼 永遠の看取り 〜福井県〜

Inri

人魚の肉に 惑わされて

止まってしまった 私の時計

窓の外 移ろう季節の中で

ただひとりだけ 幼きまま

愛した人の その髪が白く染まり

皺が増えるのを 数えてた

「私だけ置いて 逝かないで」と

喉の奥で 飲み込んだ言葉

800年 見送るだけの旅路

愛する人たちの 眠りを見届ける

どんなに祈っても 神は私に

「終わらないこと」という 罰をくれた

それでも貴方の その手を握り

最期の吐息を 胸に刻む

小浜の海に 沈む夕陽よ

あの日の記憶は まだ熱いまま

時代(とき)が巡り 城が崩れ去っても

変わらぬ肌が ただ悲しい

椿の杖を 大地に突き立て

せめてこの場所 誰かの癒やしに

老いることは 脆いけれど

美しかったと 今ならわかる

800年 見送るだけの旅路

愛する人たちの 眠りを見届ける

どんなに祈っても 神は私に

「終わらないこと」という 罰をくれた

それでも貴方の その手を握り

最期の吐息を 胸に刻む

誰もいなくなった 長い道の果て

私は今日も 椿を植える

いつか訪れる 本当の眠りを

空の彼方に 探し続けながら……

静かに 静かに 眠るまで

  • 作詞者

    Inri

  • 作曲者

    Inri

  • プロデューサー

    Inri

  • プログラミング

    Inri

愛の伝承 vol.1のジャケット写真

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かつてこの地で生きた人々の情念を、サイバーパンクの無機質さとアフロビートの熱量で再構築しました。
時代を超えて繰り返される祈りや、届かない想いをビートの中に封じ込めています。
歴史の断片が現代の喧騒と混ざり合う、唯一無二の音像体験をお届けします。

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