愛の伝承 vol.1のジャケット写真

歌詞

荒木又右衛門 辻に散る花 〜三重県〜

Inri

伊賀の霧が 夜を塗りつぶす

貴方の背中に かけた言葉は

「無事でいて」と ただそれだけを

喉の奥で 何度も噛み殺した

腰の刃(やいば) 鈍く光るたび

私の心は 崩れ落ちそうになる

仇討ちの旅 帰らぬ道でも

貴方の意志を 誰より知っているから

鍵屋の辻に 風が吹き抜けて

貴方の気配 残したまま消える

名前を呼ぶのは 星の沈む前

届かない祈り 夜空に編み込んで

待つことだけが 私の戦いね

里の明かりが 一つ、また消えて

遠くで響く 鋼の音(ね)だけ

都の空も この伊賀の山も

貴方の行く先 どこでも同じ月よ

「愛している」と 言わぬのが習い

忍ぶ心は 枯葉よりも脆く

たとえこの身が 塵になろうとも

貴方の影を 見失いはしない

鍵屋の辻に 風が吹き抜けて

貴方の気配 残したまま消える

名前を呼ぶのは 星の沈む前

届かない祈り 夜空に編み込んで

待つことだけが 私の戦いね

明け方の月 空を染めてゆく

足音ひとつ 響かない道に

私は今日も ここで春を待つ

季節を越えて ずっと 貴方を……

  • 作詞者

    Inri

  • 作曲者

    Inri

  • プロデューサー

    Inri

  • プログラミング

    Inri

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かつてこの地で生きた人々の情念を、サイバーパンクの無機質さとアフロビートの熱量で再構築しました。
時代を超えて繰り返される祈りや、届かない想いをビートの中に封じ込めています。
歴史の断片が現代の喧騒と混ざり合う、唯一無二の音像体験をお届けします。

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