愛の伝承 vol.1のジャケット写真

歌詞

小野小町 百夜通い 〜京都府〜

Inri

京の月夜に しのび寄る影

貴方の手紙 火照る指先で読む

「私を射抜いて」 戯れの言葉

百夜の試練 投げかけた冷たい問い

門を叩く 夜ごとの足音

数えるたびに 凍てつく心溶けてゆく

榧の実ひとつ 積まれるごとに

貴方を想い 今宵を待つ女(ひと)に

百夜(ももよ)の恋路 嵐が引き裂く

届けに来たのね 百番目の実を

窓を開ければ 雨音だけが響く

貴方は来ない 月も隠れたまま

道端に倒れ 冷たくなった

その手の中で 輝く榧の実よ

誇り高き 仮面の下の涙

なぜあの時 心を開かなかった

「逢いたい」 言霊(ことだま)さえも届かずに

闇に消えゆく 貴方の熱い夢

私の罪が 季節を止める

悔やんでも 悔やみきれぬ 夜の底

百夜(ももよ)の恋路 嵐が引き裂く

届けに来たのね 百番目の実を

窓を開ければ 雨音だけが響く

貴方は来ない 月も隠れたまま

もう春は来ない 山科の風

百夜通いの 終わりに散る花

貴方の恋が 今も胸を焦がす

届かぬまま この空に ただ独り

  • 作詞者

    Inri

  • 作曲者

    Inri

  • プロデューサー

    Inri

  • プログラミング

    Inri

愛の伝承 vol.1のジャケット写真

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かつてこの地で生きた人々の情念を、サイバーパンクの無機質さとアフロビートの熱量で再構築しました。
時代を超えて繰り返される祈りや、届かない想いをビートの中に封じ込めています。
歴史の断片が現代の喧騒と混ざり合う、唯一無二の音像体験をお届けします。

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