愛の伝承 vol.1のジャケット写真

歌詞

お夏と清十郎 お夏狂乱 〜兵庫県〜

Inri

但馬屋の庭 米蔵の隅で

貴方と交わした 名もなき約束

身分など ただの霞(かすみ)に見えたわ

清十郎 その名は私の 光だった

突然響いた 無実の弾劾(だんがい)

金も心も 泥にまみれて

「信じて」と言った 貴方の瞳を

引き裂くように 夜が連れ去る

ああ 姫路の空に 崩れ落ちる夢

愛した人は 影へと消えた

名前を呼んでも 呼び続けても

返る言葉は 風の音(ね)ばかり

心は糸が 切れたまま どこへゆくの

お夏笠かぶり 裸足のままで

町をさまよう 枯葉の迷子

「清十郎さん」 呼びかける声は

誰の耳にも 届かぬ叫び

正気でいれば この痛みは消えない

狂えば 貴方が そこにいるのね

記憶は溶けて 季節は止まる

姫路の城下 涙も枯れて

私は蝶よ 戻れない場所で 狂い咲く

ああ 姫路の空に 崩れ落ちる夢

愛した人は 影へと消えた

名前を呼んでも 呼び続けても

返る言葉は 風の音ばかり

心は糸が 切れたまま どこへゆくの

清十郎さん…… ねえ、清十郎さん

聞こえるの?

また一人 石畳を叩く足音

私はまだ ここを彷徨うの……

  • 作詞者

    Inri

  • 作曲者

    Inri

  • プロデューサー

    Inri

  • プログラミング

    Inri

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かつてこの地で生きた人々の情念を、サイバーパンクの無機質さとアフロビートの熱量で再構築しました。
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