歌詞

あぁ　いつからだっけ

見えない空　消えない残響

叫ぶ聖者の群れ

愛を騙って散らかす夢に群がって

おしまいさ　あっけないや

終わりはこんなもんか

深く　暗い　水底で這って

戻らない日　思い返して

自己犠牲　至上

流した血は勲章　必死ね

沈めて見ないくせに

彷徨う涙を編んだ銃も

降り注ぐ銀の花束も

生み落とされて　見失った

救われない祈りの残骸でしょう

不意に触れた熱のせいで

諦めた明日が欲しくなって

逃げるように　願うように

偽物の空を眺めてまた

息を殺してる

ねだって掠め取った朝の優越感

神の入れ知恵か同じ顔して

錆びた棘拾って着飾った亡霊同士

あぁ　あぁ

それでも埋まらない　痛い　痛い

耳を塞いだ　星の泣く間で

漂う罰を刺した剣も

降り積もる金の歓声も

生み落とされて　行き詰った

報われない祈りの証明でしょう

不意に触れた鼓動のせいで

失うことが怖くなって

償うように　拭うように

歪んだ光に裂かれては

両手を合わせた

鳴り止まないね　命の焼ける音

夢　希望　期待

代わりで溢れた楽園も

遺された声の牢獄も

振り落とされて　見捨てられた

救いのない祈りの代償でしょう　ねぇ

優しい暈を振り払って

足跡のない静寂の地へ

悴んだ手で　握りしめた

空色　あなたへひとつ

贈りたくて

あぁ　追い縋って絡めた指解けば

許されるだろうか