spark Front Cover

塩素の匂いが眠気を誘う

窓から入る風がカーテンを揺らす

少し濡れた髪が冷えて気持ち良い

あの頃のいやらしさは

今思えば純粋だ

柔らかそうに揺れる

透けた紐目を奪われる

寂しそうに見つめる

プールの反射が天井に映る

触れたいんじゃなくて

許されたいだけ

君の中を流れてたいだけ

散ると分かってんのに

火をつけてしまう

線香花火

表の上と裏の下が浮かぶ

憂鬱な朝の日も

2人で居られたら良いのに

唯一の嫌いなとこ

僕のものじゃないとこ

手持ち花火をした日

君の姿を照らす火

眩しいiPhone見ながら

微笑む君を横目で見てた

話したいんじゃなくて

手離したいだけ

君の事を忘れてたいだけ

夏らしいなんて 懐かしいなんて

思わないし 思えないよ

匂いを探して寝返りを打つような

日々とさよなら 君とさよなら

触れたいんじゃなくて

許されたいだけ

君の中を流れてたいだけ

散ると分かってんのに

火をつけてしまう

線香花火

  • Lyricist

    Fuuki

  • Composer

    Kaho Tani

spark Front Cover

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