中古のしろいサーフボード乗せて
10キロの身体で会いにゆく
今日のクロックス 砂浜詰め込んで
プレゼントしたい
届けにいきたいけど
履くものがない
メロンソーダをくぐりぬけ
られなかったころのままだね
ままだね
愛もスコールもなかったかもしれないな
畳でウェットスーツを着ていた
わたしじゃ届かないジッパーを下げたとき
気泡の向こうで夏がふりむいた
穴をすり抜けるのは
砂だけじゃないんだね
ないんだね
愛もスコールもなかったかもしれないな
畳でウェットスーツを着ていた
わたしじゃ届かないジッパーを下げたとき
気泡の向こうで夏よ まってて
誰にも会えない異国の寂しさを
潮風がさらう 乗り逃して
あなたに届かない ジッパーは下がらない
気泡の向こうから聞こえた
「大丈夫」
- Lyricist
daijobu
- Composer
daijobu
- Producer
daijobu
- Guitar
daijobu
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all light
daijobu
Artist Profile
daijobu
――大丈夫、アッセンブル! 「宮崎のアベンジャーズ」と称されるロックバンド大丈夫。短歌をはじめ、川柳や演劇など多彩な表現活動を広げるアーティスト井口寿則(Vo)、VERANPARADEの歌王子あび(Vo/Gt)、愛一郎(Vo/Dr)、ゆめゆめ忘れズのカワサキイタロ(Vo/Gt)、孤高のシンガーソングライター棘侍まる(Vo/Ba)に、サポートメンバーとしてマルチクリエイターの坂元ぽん太を迎え、2024年宮崎県で結成。爽やかでどこか懐かしいバンドサウンドと、無軌道で遊び心にあふれた歌詞、元気と不安を届けるライブパフォーマンスに、リスナーは「大丈夫」と勇気づけられていく。宮崎内外で精力的に活動をしており、結成年には東京の大型サーキットフェスへの参加が決まるなど快進撃を続けている。