ルゥの夢のジャケット写真

歌詞

ルゥの夢

ジュルノ

初雪の夜に 灯る小さな影

古びた時計屋の裏で まるくなる命

誰にも撫でられず 名前もなくて

ただ時の音を 聴いていたんだ

けれど その夜 風が囁く

「願いはあるか」って 白い夢の中

宙を舞うねこたちが 声を持ち笑い合う

花が名前をくれて 雲が友を連れてきた

「ルゥ」と呼ばれた その瞬間に

はじめて知った 優しさの温度

針は逆さに踊り 木々は夢を語る

言葉で繋がる世界が ルゥを包むよ

「信じること」も「待つこと」も

心の奥に 咲き始めていた

でも 朝が来れば 全ては消えて

ただのねこに 戻るのならば

あの世界は幻か? それでも耳に残る

誰かが呼ぶその声 「ルゥ」と優しく響いた

戻った街の匂いの中で

少しだけ 笑えた気がしたんだ

老主人はふとつぶやく

「こいつ、前より優しい顔してるな」

そのとき胸が少しだけ

あたたかくなる理由は まだ知らない

夢は消えず心に 静かに息をしてる

風も花も声もないけど 名を知ったこの胸に

「ルゥ」と呼ばれた記憶が今も

世界のどこかで 今も揺れてる

  • 作詞者

    ジュルノ

  • 作曲者

    ジュルノ

  • プロデューサー

    ジュルノ

  • その他の楽器

    ジュルノ

ルゥの夢のジャケット写真

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    ルゥの夢

    ジュルノ

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