一人群像のジャケット写真

歌詞

枯渇

燈志籠

満たされる程の水は息も出来ないと

口から舞う葉は濡れては

舞えずに落ちるだけ

人の色滲んで薄く渇きと枯れと

落ちては踏まれて無いものと

慣れるだけ

長いもの

多くのものをシカトする生き方

言動は

集団の心理に水をさした

潤う事はなく

渇いていく、枯れていく

頼んでもない期待や心配を

シカトする生き方、言動は

大切な人の感情に 水をさした

潤う事はなく渇いていく枯れていく

永遠なんて無い

冷たく現実的な開き直りは

人生をやりやすくする

深く考えなくて良いからだ

仕事に人間関係

自分の命、家族恋人

先の事、先の事

不安で動けなくなるより

よっぽどマシだろ

それでも クソにはクソの末路

これは揺るがない、うまく出来てる

満たされる程の水は息も出来ないと

口から舞う葉は濡れては

舞えずに落ちるだけ

人の色滲んで薄く渇きと枯れと

落ちては踏まれて無いものと

慣れるだけ

一般的な正解に背を向けて生きれば

代償はあると

泣くはわがままないじけだ

結果の出ないうちに

正当化を唱えるは

大衆は動かず

ただ水をさす、腫物だ

自業自得をのめないなら世話ないな

潤う事はなく

渇きこのまま枯れていけ

褪せていけ

クソにはクソの末路

これは揺るがない

記憶にも映らない

満ちて、満ちて、満たされていく

満たされたはずが

呼吸が出来なくなる

重りをぶらさげて、水の中にいる

どうしてこうなるまで

気付かなかったんだろ

傷が無かった言えば嘘になるけど

負わせた傷を

思い出す事もないだろう

クソなりのプライドは

それはそれで良しとする

人としての成長の放棄

ただ年をくう

満たされる程の水は息も出来ないと

口から舞う葉は濡れては

舞えずに落ちるだけ

人の色滲んで薄く渇きと枯れと

落ちては踏まれて無いものと

慣れるだけ

安堵する事は探して見つけるもの

だと頑固者が言う

満場の一致を覆す感情と意地

のために常時高い心拍数

人格の疑心暗鬼と慢心を

行ったり来たりする

不安定がゆえに収まらない

こだわらない事の少なさ

この集大成は時に

最高の芸術を産む

誰かとは違くありたい美学

磨く 良くも悪くも変人だ

堅実さのかけらも無ければ

現実じゃ通らない

好き勝手やるにも人の道が大前提

大変ねぇ、その一言で終わる

普通だ

負の感情も核心も美しく吐き出せ

明日へ繋げるか 作り手のさじ加減

俺は俺のままで続ける

大切じゃないなら

すぐにでも手放せる

満たされる程の水は息も出来ないと

口から舞う葉は濡れては

舞えずに落ちるだけ

人の色滲んで薄く渇きと枯れと

落ちては踏まれて無いものと

慣れるだけ

  • 作詞

    燈志籠

  • 作曲

    P.J INLAND

一人群像のジャケット写真

燈志籠 の“枯渇”を

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「離れたい気持ちは俺もなんとなくわかるが
死んだ奴の気持ちはそいつにしかわからない」

激情した感情で書き続けた若き燈志籠から
それを内に秘めつつ冷静に
しかし滲み出る
そんな燈志籠へ。

その時その瞬間を描き続けてきた

前作「回天動地」から約二年が流れ
いよいよ新作アルバム「一人群像」が完成。
track makerには前作に引き続き
FortyFourFire 、yutakaが参加。
新たに
Another_A、P.J INLANDが加わる。
recording、mix 、mastered まで全てJUVENILE が担当。
Cover Art Design / Creative Directionは
実の双子 志峰(Bishop Arcade)が担当。


一人のアーティスト
何が出来る
あなたの人生を背負う事は出来ない。

でも

言葉だけは残せる。


全9曲収録

アーティスト情報

  • 燈志籠

    ★プロフィール 燈志籠:トウシロウ 1992年2月生まれ。 東京は江戸川区を拠点とし、渋谷を中心に 活動中。 生まれも育ちも東京下町。 等身大に吐かれる身を削ぐ程の自虐的Rap、 和を思わせる独特なフローは武器になり時に光る。 これまでに1st、2st DEMOを配 布。2014年には1st EP「抒情詩」をリリース。 2015年、自主レーベル「燈レコード」を 設立。同年、9月26日、待望の2nd EP「レガシィ」をリリース。 2016年4月、自身初と なる1st digital single「紅色のメロディ」をリリース。 船橋orangeで開催された「Lyric Competition」とゆうリリックを競うバトルにて優勝。 2017年4月、2nd digital single 「煙霧-HAZE-」をリリース。 同年8月15日終戦記念 日には自身の思想を歌ったMV「燈籠流し2017」を公開。各方面から注目される。 2018年2月、3rd digital single「群青」をリリース。 同年11月よりYouTubeにて「燈TV」の放送をスタート。 不定期で年に数回、渋谷R-Lounge(7F)にて「獅子奮迅」をオーガナイズ。 2020年7月、待望の1stアルバム「回天動地」を全国発売。 これまでの燈志籠の集大成。収録曲「心」は多くの人の心を掴んだ。 2021年5月さらに進化した燈志籠が4枚目のシングル「最上」を発表 ”自分で決めた最上なんてのには必ず上がある” ”シカトしてんじゃねぇよ 聞こえてんだろ” 2021年6月より渋谷R-Lounge(7F)にて新たに 「昭和ポップスBAR"アカリレコード”」をオーガナイズ 毎月第一金曜日にてレギュラー開催決定。 2022年2月 和術慧舟會GODS所属 格闘家 木下尚祐のオリジナル入場局曲を担当 "yourself" DEEP始め各格闘技大会にて木下選手入場時に会場中に響く。 シングル配信中!! 2022年6月 2ndアルバム「一人群像」リリース 2023年5月20日 「いき -EP-」リリース 渋谷HAZARDの現場叩き上げ。地下照らす燈籠。 ”正攻法で攻める下町の低脳よ”

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    燈志籠の他のリリース

燈レコード

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