Lyric

天国には何を持っていけるんだろう

持って行きたい物がたくさんある

宝物

どうせならこのまま

実態のある体ごと

ようやくコンプレックスも

愛せたんだ　だからこそ

そもそもに、天国ってなんだ？

どこにある

ふわふわして温かい

ずっとずっと遠く

キャロルキングやカーペンターズが

1日中流れてる

ブロンドの可愛い子が

お茶を入れてくれたり

この世は地獄だ、今日も急ぐか

なんかひどくない？

さっきからＬＩＮＥしてるのに

神様は未読だ

至極真っ当な意見は

時に人を苦しめる

感情論にも光を　皆心は広くない

愚かさを正当化し

人のせいにする生き方は

一瞬の安息

満足はなかった、後をひくむなしさ

寝起きの一服は自分に甘くなる

溜息と煙を吐き出し

今日を始める

冷たい風が窓から入ってきた

肌に触れると

それが乾いてることに気が付く

寒いのに日差しは温かい

そんな季節がたまらなく好きだ

ぬくいパーカーが好きだ

休みでも実質は休みじゃない

一人親方な燈志籠くんは

コンピュータを立ち上げた

おかしいな

誰もお茶を持ってきてくれない

そうだったここは天国じゃない

見積の返答がない

慰めるように針を落とした

ライムス＆リーズンズ

溝をなぞる度に削られていく

もう同じ音は出ない

レコードは愛おしい

儚い仕様に　通り過ぎた飛行機

窓から見える景色に

ほとんど変化は無くて

広がる空と　向かいにはアパート

オーシャンビューは

たまにで良いと思う

それに飽きたら、何を求めるだろう

全部手にしたら靴紐がほどけるかも

天国には何を持っていけるんだろう

これまでの記憶と、心、思い出かな

持って行きたい物がたくさんある

宝物

先に行ってるあいつらに

見せたいんだ　だからこそ

相変わらずお金はない

向こうでも使えないだろ

生きてるうちは必要だ

頑張れよ燈志籠

調子どう　あーしよう

こうしよう　燈志籠

仲間のギャグを思い出したら

元気が出たよ

この世は地獄だ、縛る規則が

疲れるよな

その分経験を重ね

俺はまだ歌えるから

出会ってくれてありがとう

またすぐに遊びたい

後に無いって言い聞かせて

瞬間を生きてきた

好き勝手やってりゃ

その分諦めた事もある

眠る前の一服は

センチメンタルを加速する

阿呆でも迷う事もあるさ

これは蛇足だ

溜息ごと火消しにぶち込め

今日が終わる