夢を見ていたの
笑顔を涙が攫っていく
朧げな音が聴こえる
静寂に身を委ねているの
決して掴めない姿は
幽霊の様で美麗なの
瞳に映る揺れる
月はまるで海月のようね
光の届かない海の底へ
ただ身を任せ沈んでいく
もう戻ることができないこの体
甘美な暗がりを彷徨っている
底で眠りにつく
海の砂となって
もうなにもしない
考える必要もない
意識を水の流れに置いて
光の届かない海の底へ
なぜだろう。
息はできている。
魚になってしまったのだろうか、
それとも死んでしまったのか
硝子に囲まれた退屈な日々を
不自由なんて思わなかった
望んでいても尚
叶わないこの気持ち
泡に溺れそうな感覚は初めてで
1人よがりなの
それでもいいから
私を連れてって
あの光の元へ
- 作詞
諒倫
- 作曲
諒倫
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Jellyfish
Hemuu