Lyric

僕の口を飛び出した声

君のもとへ飛んでいくよ

余計な装飾(もの)が付かぬように

寄り道せずに真っ直ぐ進め

雨上がりの濡れた公園で

水たまりを覗き込んだ

「ご機嫌いかが？雨は上がったね」

奥に見える虹色の橋

小さな世界の内側

届かないような距離ではないさ

確かなものだけを

ショルダーバッグに詰め込んで

今しかない駆け出そう

見慣れた景色追い越して

沈む夕陽 目覚める街灯

声はまだ君に届かない

髪を揺らし吹き抜ける風

背中を少し押された気がした

迷う事は何もない

転んだって構うものか

何度だって立ち上がり前を向くのさ

確かなものだけを

ショルダーバッグに詰め込んで

今しかない駆け出そう

見慣れた景色追い越して

乱れる呼吸 整え贈ろう

声は確かに君のもとへ

僕の口を飛び出した声

君のもとへ飛んでいくよ

余計な装飾が付かぬように

なるべく君の傍まで行くよ