

ひび割れた路地 日が滲んで
空気さえ 重く沈む午後
誰にも気づかれない場所で
影ひとつ 身を寄せる
焼けた地面が体力を奪い
遠くに揺れる 街の景色
それでも目を閉じなかった
今日を強く生きる
電柱に ひとしきりの声
短い夏を叫ぶように
命を燃やす 全力で
惜しまず 惜しまれずとも
水の無い器 風の無い日
それでも前を向いていた
誰に見守られずとも
この地を選んで立っている
陽炎が揺れてる
消えそうで 消えない夢
この身ひとつ 風に晒して
それでも生きている
陽炎がほどける
蝉の声が遠ざかっても
静かに確かに ここにいる
誰かの詩にならなくても
地図に残らなくても
この足で立ち この目で見て
ただ今日を越えていく
陽炎が揺れるたび
胸の奥が熱を帯びる
名も無くとも 届かずとも
ここにある命
陽炎を越えた先
まだ見ぬ空が続いてる
それを信じて 歩き出す
陽炎が揺れるたび
胸の奥が熱を帯びる
名も無くとも 届かずとも
ここにある命
陽炎を越えた先
まだ見ぬ空が続いてる
それを信じて 歩き出す
- Lyricist
SANDS.inc
- Composer
SANDS.inc
- Producer
SANDS.inc
- Graphic Design
SANDS.inc
- Vocals
Tororo

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heat haze
Tororo