歌詞

静かなベッドの上

深く漏らす吐息の熱

冷えたシーツの裏に隠す

甘美な褒美を断つ

モザイクの向こうで

陳腐な空虚が愛を撫でる

裸の心の奥の奥を弄って

脱ぎ捨てた白昼の装束

ドレスコード不在の空席

招待券なしのインベーダー

真っ青な衝動燃える静寂

優しくそっと引っ掻く理性

指の先に絡みつく蜜でしたためる

沈黙の共犯 皆無の視線

渇いた行間湿らせて

繰り返し果てる夜を這う

私の全部を包み込んでいくラズリ

ドロドロに溶けた陰と陽のマリアージュ

泡沫の日々はチクタクと過ぎ去って

ひび割れた境界を裂いてこびり付く錯覚

剥ぎ取って何処か遠く遠くへ行こう

押し寄せる永遠の煩悩

クロスオーバーしていく妄想

決定権なしのインサイダー

真っ青な残響滲む空

虚しく仰ぐ昼下がり

内に秘めて煮え滾る蜜が滴れば

雑踏の循環 大義の派生

抱いた羨望拗らせて

須く爆ぜる夜を待つ

私の細部に染み込んでいくラズリ

一途な執着も一時の冗談も

ディープな彩度で描いて再試行

誰の為でもない無秩序なシナリオ

珍味を喰んで慰める自由と孤独の檻

真っ青な衝動燃える静寂

優しくそっと引っ掻く理性

指の先に絡みつく蜜でしたためる

沈黙の共犯 皆無の視線

渇いた行間湿らせて

繰り返し果てる夜を這う

私の全部を狂わせていくラズリ