芝生の香りすらも鬱陶しい
日の光が僕だけ追いかけている
付きまとう陰から逃げるように
駆け足で時を跨いでいる
見えない君の言葉が怖くて
今日もいい夢は見られない
今日はやけに歪んで見えた
電光掲示板越しの君の顔
あの星の光がいつか消えてしまう前に
君に言い残したことが沢山あったのに
いざという時に出てくる言葉は単純で
言いたいことも言えない弱い僕なんだ
どこまで行ったって
僕らは変わらない
ことくらい
君も知っているだろう?
逃げては泣いて
逃げては泣いての
繰り返しで
僕らは大人になっていく
困った顔でこっち見つめたって
未だに僕は君を許せない
不安な顔で腕を伸ばしたって
僕は君の手はもう取れない
嫌になるくらい
君のことを
考えさせて
お願いだから
君の全て愛そうと頑張ったけど
どうしようもない事なんて沢山起こるから
僕は大丈夫なふりをして君を見た
君は申し訳なさそうに目の前から消えた
- 作詞
Ash Won
- 作曲
prodslicky
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芝生
Ash Won
昨年リリースした"HORIZON"以来のソロシングル"芝生"をリリース。
この楽曲では、自身の体験をもとにした"自意識と現実の乖離"をテーマに作詞。
タイトルの"芝生"は、楽曲のテーマである"自意識と現実の乖離"から逃避するために付き纏う自由を表している。
明るく軽い印象を与えるビートと、重たいリリックの対比をキャッチーなメロディで表現した楽曲となっている。
今作のアートワークはAsh Won自身で制作している。
アーティスト情報
Ash Won
2000年生まれ、埼玉県出身。 2024年に武蔵野美術大学空間演出デザイン学科を卒業。 楽曲制作をはじめ写真、詩、グラフィック、空間演出など幅広く手掛ける。
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