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Kenta Tanakaが1枚目のアルバム『Poetics of Non-Savoir』をリリース。アンビエント、フォーク、ドローン、インプロビゼーションなどのジャンルを横断したギターワーク。都市や自然でのフィールドレコーディング音から、ポエトリーリーディング、そして電子音まで、それらの音のレイヤーがギターに絡まり、まるで抽象画のように繊細なサウンドスケープが浮かび上がってくる。これまでサウンドアート作品の国際展示、蓮沼執太フルフィルへの参加など、多岐に渡る活動を展開してきたKenta Tanakaが、原点であるギターにフォーカスした彼の原風景的アンビエント作品。ゲストボーカルとして、アメリカ・NYブルックリンのパンクバンドTVODのTyler Wrightが参加。Tyler Wrightの抒情的な歌声がKenta Tanakaのアンビエントギターと溶け合う楽曲にも注目である。ブリュッセルと東京を2拠点にして、国際的にギターインプロビゼーションの可能性を探求してきたKenta Tanakaが、経験や知識を超えた『Poetics of Non-Savoir』(不知の詩学)へと誘う。マスタリングはChihei Hatakeyamaが担当し、日常空間に自然と馴染むようなアナログなサウンドデザインが、リスナーを追憶的な夢想へと連れ出してくれる。
田中堅大(たなか・けんた) 1993年、東京都生まれ。ギタリスト/サウンドアーティスト/都市音楽家。 都市の現象を音楽/サウンドアート制作に応用することで、都市を主題に音を紡ぐ「都市作曲(Urban Composition)」の確立を模索している。主な展示作品に「Fictional Soundscapes」KIOSK Zwarte Zaal・ベルギー(2021)、「Algorithmic Urban Composition」CCRMA Listening Room・アメリカ(2019)など。