春の潮風がかすめた
君の肩越しから
眩しすぎる波と
上向いた熱に満ちた空気が
確信持って降りてきた
少しの距離さえつかめない
微熱の季節が過ぎ
満ちているようで
擦り切れてくような
不確かなものを
つかんでは離せなくて
振り出しに戻ればまた
キミのとこへ 逃げるのさ
長くはない道のりを行く旅は
キミと行く そうでしょう?
離れる為に出会う訳じゃなく
繰り返す為に生きてる訳じゃない
いろんな未来のパノラマを
キミの隣で
愛しいと思えたらいいな
たとえば
キミのいない世界に降りても
胸を張って 生きてゆけるなら
それはどうでも良いような
他愛ない思い出が 細胞にあって
海の色 風の匂いも
帰り道の 陽の色も
巡り巡る日に 意味があるとして
歩いてる 今日だよ
巡り合わせや運命とか
色失うのは 容易くても
描いた未来のパノラマを
今 手の中に
つかんでみるだけで良いのに
キミの隣で 生きてる今も
光と影の間を 行き交う
それでいい
離れる為に出会う訳じゃなく
繰り返す為に生きてる訳じゃない
いろんな未来のパノラマを
キミの隣で 愛しいと思えた
失う為に願う訳じゃなく
繰り返す為に求めはしない
色とりどりのパノラマを
キミと一緒に 追いかけ続ける
離れる為に出会う訳じゃなく
繰り返す為に生きてる訳じゃない
どんな未来のその先も
キミの隣で
愛しいと笑えたらいいな
- Lyricist
Eniquila
- Composer
Eniquila
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panorama
Eniquila
人は絶えず出会いと別れを繰り返し生きていく。
予期せぬ別れも、なんてことない出会いも、
その意味がわかるのはずっと後のことだったり、
記憶から消されてしまうこともある。
大切な人とずっと一緒にいられたら、
どんな形であっても、それは幸せなことなんじゃないかと、思う。
"離れるために出会う訳じゃなく
繰り返す為に生きてる訳じゃない
いろんな未来のパノラマを
キミの隣で 愛しいと笑えたらいいな”
Artist Profile
Eniquila
シンガーソングライター。「Kozmic Flower」全ての言葉とメロディが花となってどこかの誰かの胸で咲くように。
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