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歌詞

Cosmos

キネマドル

通り雨が乾いた帰り道の事

いつもと違って

口先は言葉を言いかけたけれど

枯れ葉と散った

思い出よりも深く重ねてきた音

幸せな時がコードと移ろいで

恋人達のハーモニー華やぐ季節の

魔法は解けたと夜空に響く

ポツポツとしがない雨に

街も気力も打ち付けられて

簡単に過ぎない日々が

足音を減らした

春に芽吹いた約束も

雨が枯らすなら

蕾が覆う一片に

意味はないの

思い出よりも深く重ねてきた音

気づいた時には全てが遅すぎて

「涙の管がハートに

繋がっていたなら、

咲き初めた花は

枯れずに咲いたの?」

アトリエの庭

セピア色したコスモス

「花笑みの夢を

見せてよ、もう一度」

ルームミラーの狭い空に儚く咲いて

煙へと変わる花火に触れたら

  • 作詞

    野本晃司

  • 作曲

    北川大貴

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東京を拠点に活動する3人組バンドによるコンセプトアルバム。時代に左右されない普遍的でエバーグリーンな音楽を作りたいという思いを元に、バンド自らの手でDIYしたスタジオでセルフレコーディングを行った。ある2人の男女のロマンスをコンセプトにストーリーを紡ぐように設計された本作は、曲単位での配信が中心の時代にアルバムという音楽芸術の価値を問いかける。牧歌的な雰囲気に人間の本質を歌う「ココロの唄」、春夏秋冬の季節ごとに登場人物の感情や情景をオーガニックなサウンドで表現した「Haute Couture」「Calendar」「Cosmos」「Highway」、物語の分岐点を揺蕩うようなギターが奏でるインストナンバーの「Blue String」、アルバムの最後をオルタナティブな演奏で激情的に彩る「フタリの唄」からなる全7曲を収録。

アーティスト情報

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