歌詞

色を無くした　この街に

空も人恋しくなって

肩にヒラリ　落ちて溶けた

雪を見るたび　寒さが堪えます

彼は真夏に愛を無くした

夜は繰り返すメランコリー

薪を並べた　暖炉にはもう

火をつける程の出会いは　もう無い

ヒュルリラ　ラララ　ラララ

北風に吹かれて揺れる

心が　ただ　ただ　タダ　冷たくて

涙も乾きそうな　冬です

ぬくもり消えた彼女の冬

何もが疎ましくなって

人ごみにふらり　一人 二人・・・

パフュームの香りに　彼の影がよぎる

やがて真冬が誰の日々にも　冷たく凍りついた影で

音も立てずに忍び寄り

新しい季節の芽さえ　摘み取ろうとする

ヒュルリラ　ララララ　まだ

北風に吹かれて震える

心よ　ただ　ただ　ただ　春を待て

喜び連れてくる　春を