歌詞

日本オリジナルミュージカルを手掛けるカンパニーNAGORI Ensembleのミュージカル『心から（ここから）』の楽曲を、8月末の公演に先だって3曲の限定版アルバム公開！

2023年より上演し、観客からの意見や感想をもとにブラッシュアップし続けている本作のバンド生演奏付きフルバージョンが、来る2025年8月27日～31日に浅草九劇にてい上演される。

『心から』は、恋する女子大生琴音、街の景色を音楽にする恵、音楽プロデューサーを志す結人の三人が、社会に溢れる匿名の声の波に飲み込まれそうになりながらも、自分たちらしいあり方や表現を探る、青春群像ミュージカルである。

そんな本作の世界観を音楽を通じて知ってもらえるよう、今回は作中で主人公たちにとってのターニングポイントで歌われる3曲を特別にお届けする。本公演は2チームの俳優によって上演されるため、この度のリリースも「ブリッジチーム」と「ステップチーム」二つのバージョンをリリースする。

1曲目、作品の冒頭で歌われる「ここから」は、琴音、恵、結人と、街を行き交う人々が、それぞれにとっての「これが、これから始まる素敵な人生の序章かもしれない」と思えるような、眩しい瞬間を歌った楽曲だ。
2曲目の「誰かの言葉」は親友に想いを上手く打ち明けられない琴音が、誰も本当の自分を知らないSNS空間の中で、伝えられなかった言葉を呟く場面で歌われる。自らの言葉に同意する、顔が見えない声の数々に背中を押される様子をアンサンブル・ミュージカルならではの楽曲構成で描いている。
3曲目の「特別な誰か」はポップな恵と結人のデュエットで、2023年のトライアル版から圧倒的な人気を得ているナンバーです。今回はギター以外の楽器も加わり、さらにハイエネルギーでお送りします。

作曲家石川笑太郎による奥行きのある編曲、脚本家清家愛と共に紡いだ繊細な歌詞をじっくり味わい、アンサンブルワークを得意とする演出家櫻井春寿によるステージングを創造しながら聞いていただきたい。

NAGORI Ensemble ミュージカル『心から』
8月27日（水）～31日（日）浅草九劇にて上演
チケットはLivePocketにて好評発売中