

これが九つめの命ならば
僕が猫でも もう 最後かもな
いたずらに使い果たしてきた
時間は気付けば残りあとわずか
手のひら 握りしめている Sennheiser
吹き込む rap には 尊敬と愛が
欠けたら over 成り下がる
ポーザーには 彫刻できない future
(黙り込むあいだも老いる体)
乾ききった words 束ねたドライフラワー
(待ち焦がれたときは来ないまま)
振り出しに還る この円の中
渦巻く 螺旋の夢
始まりと終わりは同じ
捩れる 意味の回転
意味の回転 意味の回転
渦巻く 螺旋の夢
始まりと終わりは同じ
捩れる 意味の回転
意味の回転 意味の回転
くるくる回る 言葉は回る
世界も 僕も あなたも回る
それぞれの速度で また回る
振り向く 景色と記憶は曲がる
(滲んで歪む)
望まずとも 音は声を連れていく
生まれたときから鳴る そのリズム
ルーツと刻みこむ beats, one loop
(黙り込むあいだも老いる体)
乾ききった words 束ねたドライフラワー
(待ち焦がれたときは来ないまま)
振り出しに還る この円の中
渦巻く 螺旋の夢
始まりと終わりは同じ
捩れる 意味の回転
意味の回転 意味の回転
渦巻く 螺旋の夢
始まりと終わりは同じ
捩れる 意味の回転
意味の回転 意味の回転
- 作詞者
maco marets
- 作曲者
maco marets, Riki Azuma
- プロデューサー
Riki Azuma
- レコーディングエンジニア
佐藤慎太郎
- ミキシングエンジニア
Riki Azuma
- マスタリングエンジニア
Riki Azuma
- ギター
Taisuke Miyata
- ボーカル
maco marets
- ラップ
maco marets

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Helix Dreams
maco marets
ラッパー/詩作家として独自の活動を続ける maco marets が、最新作からの先行配信第2弾『Helix Dreams』をリリース。プロデュースを手がけたのは、第1弾『S.S.S.』と同じく東里起(Small Circle of Friends / STUDIO75)。タイトルの「Helix Dreams」=「螺旋の夢」が示す通り、maco marets自身がキャリアを重ね、創作を続けていくなかで感じている焦燥と諦観、「堂々巡り」の感覚をラップした一曲となっている。ゲストプレイヤーとして、maco maretsのライブサポートとしても活躍するギタリスト、宮田泰輔(そのほか South Penguin サポートなど)が参加している点も注目。
アーティスト情報
maco marets
maco marets 1995年福岡生まれ、現在は東京を拠点に活動するラッパー/詩作家。2016年に1stアルバム『Orang.Pendek』でCDデビュー。2018年にはセルフレーベル「Woodlands Circle」を立ち上げ、自身8作目となる最新アルバム『Wild』に至るまでコンスタントに作品リリースを続けている。近年はEテレ「Zの選択」番組テーマソング『Howl』や、藤原さくら、浮、Maika Loubteなどさまざまなアーティストとのコラボレーションワーク、詩集『Lepido and Dendron』の刊行、雑誌/Webメディアでの連載執筆など、多岐にわたる活動で注目を集めている。
maco maretsの他のリリース
Woodlands Circle



