歌詞

ボロボロのスニーカー ほどけたまま

深夜2時のコンビニまでダッシュ

「負けたらアイスおごりね」って

くだらないルールでふざけあった

財布の中は いつもスカスカで

遠くには行けなかったけど

ガードレールの上で歌ったメロディー

どこまでも 響いて 無敵だった

走れ！ どこまでも！

終わらない夏の中で

"何もない" はずなのに

全部全部 手の中にあった

叫べ！ この夜に！

バカみたいに君を追いかけた

"未来なんて知らない" って

あの頃みたいに笑えるよね？

「明日テストじゃん」って言いながら

教科書なんて開きもしないで

「どうにかなるっしょ！」って笑ってた

…結局ボロボロだったけど

線香花火 落ちるのが怖くて

「もうちょっとだけ」って言い訳した

ほんとはずっと 期待してた

君がこのまま 手を取ること

走れ！ どこまでも！

青すぎる夜の中で

「好きだった」なんて言えなくて

全部全部 風に消えた

叫べ！ この風に！

君の名前が響く前に

"未来なんて知らない" って

今でも笑えるよね？

あの頃は 何もなくて 何でもあった

時間もお金もなかったけど

それでも 世界は眩しすぎた

アコギ一本 鳴らしながら

夜の真ん中で君と歌った

「大人になったら こんな歌 歌えなくなるのかな？」

今なら そんなの ウソだって わかるけど

走れ！ どこまでも！

終わらない夏の中で

"大人になったら変わる" なんて

全部全部 ウソでいいから

叫べ！ いつまでも！

バカみたいに君を追いかけた

"未来なんて知らない" って

今でも笑えるよね？