Lyric

待ち合わせ駅前　そわそわしてると

君が浴衣でやってきた

賑やかでざわめく人混みでボクは

その姿にただ見とれていたよ

冷たいラムネを握り締め

子供みたいはしゃぐ君　心躍らせて

夜に灯る心揺れる

ボクはキミの手を握りたくて歩幅そろえ

タイミング探し歩く

伝えられず飲み込む台詞　僕の恋は

祭り囃子みたいに　胸がドキドキしてた

たくさんある屋台眺めていた

射的たこ焼きエトセトラ

薄暗い屋台で金魚をすくい

笑顔で喜ぶキミが眩しい

真夏のリズムが脈を打つ

渇く喉とため息が想い募らせて

一つ二つ花火上がり

夜空見上げキミと笑いながらボクはついに

「好き」という言葉を出す

ふいに時が止まりその手　そっと触れて

花火の音みたいに　胸がドキドキしてた

「来年も一緒に来よう」

やっと言えた台詞　ずっと一緒にいたくて

夜に灯る恋の花火

ボクはキミの手を握りしめて胸の中に

カラダを寄せ合い歩く

繋ぐ手と手強く結び　伝う汗は

金魚の色みたいに　僕を赤く染めた

夏は　始まったばかり