肺を巡る思考のジャケット写真

歌詞

不幸のポケット (feat. 音楽的同位体 裏命)

烏鷺

誰もが不幸せになる

そんな日がどうもあるらしい。

それは週に一度も来なかったり

何度も来ることもある、って。

暇を持て余した僕は

どうにもそれが気になった。

駅のホームに座って

今日も待っている。

この一日中を覆う曇空

何もないよ、何もないんだ、と

ただ思っていたいだけ

いつかポケットに入れた一粒の雨を

僕はずっと捨てられないまま

誰もが嫌悪してやまない

そんな奴がどうもいたらしい。

そいつは週に一度見たっきり

どこかへ行ってしまった、って。

暇じゃいられない僕は

そんなこと忘れていたんだっけ。

電車もそろそろ来る頃さ、

ここらでやめにしよう。

肺の中へ消えたあの雨の音

悲しくないよ、悲しくないから、

まだここにいるんだ

ポケットに入れた手が掴んだ言葉に

君はきっと気づかないから

この一日中を覆う曇空

何もないよ、何もないんだ、と

ただ思っていたいだけ

いつかポケットに入れた一粒の雨を

僕はずっと捨てられないまま

  • 作詞

    烏鷺

  • 作曲

    烏鷺

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