Lyric

バイバイ、とまた一人

みんなどこか行っちゃった。

そっか

忘れたんだ。

待って、って言ったって

君の影が伸びて

今、茜が差した

遠く冷えたあの夕刻に

きっと

これが最後だった。

なんて、

解んないよ

さようなら

アイカ

誰もこんな嗚咽なんて

聴こえやしないからさ、

さようなら

アイカ

それが僕の作った唄

全部、間違いだったんだ。

じゃあね、とただ独り

みんな居なくなっちゃった。

そうだ

思い出した。

なんで、って泣いたって

君の影も無くて

もう、灯りが点いた

遠く消えたあの夕景に

きっと

これが最後なんだ、

だって？

つまんないよ

さようなら

アイカ

誰もこんな涙なんて

止めてくれないのにさ、

さようなら

アイカ

それが君の好きだった唄

全部、いらないものだった。

消えたい訳を

言えない僕と

消えたい訳も

捨てた君の

消えない今日を

ずっと。

さようなら

アイカ

僕のこんな言葉だって

届きやしないけどさ、

「また明日」

アイカ

それは僕が君に残す

一番酷い言葉。