loversのジャケット写真

歌詞

忘却の扉

弁天清太郎

掃き溜めに蠢く蝶がたかり血を啜る路地裏

腐り敗り街に巣食うんだ

麗しき淑熟女は目が眩み気がふれたら

陽の差さぬ穴の底で合う

蟠りが腹の中に隠した毒を

頭の中に吹き出させ

狂い出した嗚呼嗚呼

もうお前は逃げられない

姿まで霞がかり

慈悲の神にさえ見限られた

Your World end all

虐げ得た咎は

終わらないあがないの導さ

Your World end all

肉を喰む音が

殺された者が泣きながら

落とした物は重要な人の印の手形

亡き者が国境を跨いだ

げに気高きき老兵が振り下ろしたその杖は

天に隠れたユダを炙った

憤りが腹腸を引きちぎり胸の

臓物を吐き出させ

血に塗れた眼から見えた薄ら笑いは

もうお前は救われない

抗うことに意味もない

阿鼻の悪魔に娶られた

Your World end all

虐げ得た咎は

終わらないあがないの導さ

You World end all

肉を喰む声が

殺された者が笑みな

  • 作詞

    弁天清太郎

  • 作曲

    弁天清太郎

loversのジャケット写真

弁天清太郎 の“忘却の扉”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

東京、福岡を中心に活動するスーパーロックバンド
名作アルバム、クラゲの逆襲vol1.2に次ぐ、サモアらズの待望の3rdアルバムlovers
楽曲のクオリティの高さはさることながら、幅が広く個性の強い楽曲群が融合し調和され一枚にうまくまとめあげられている。
タイトルのloversの通り、恋愛や人間の感情に焦点を当てたコンセプトアルバムでもあり、最終曲の愛しのマイダーリンは、恋愛物語りの組曲となっていて、実験的であり、特にこのアルバムのコンセプトを強く印象づける物となっている。
サモアらズはこのアルバムでneo lockの扉を開いた。

"