歌詞

じゃあね、また明日

ってバイバイの所為でまた僕、眠れない。

そうね、

カルピスがいつでも買える時代に

あなたに出逢えてよかった

って思える様に手を繋いで忘れてしまうけど

どうか

コインランドリーで泣くのはやめて

そうだって思い出して

寝間着のまま鍵も閉めずに

外、飛び出して

買い忘れたリンス片手に

溶け始めるアイスクーリムを

たべて

ふと去年の今頃はふたりとも笑ってたって

気づいて

何をしようとしてたかも忘れて

染みついたたばこの匂いが消えていく

夏、至る前にキミ忘れていて

だって夜風にあなたの香りが混じっている

夏、過ぎる頃に幸せでいて

冷夏が続きますように。

「さぁね」ってまた怒って

足早に立ち去る彼方の袖を引っ張って

立ち止まるふたり、売切たコーラと夜の長さに黙って

自販機の灯り、流れる静けさと暑さにまた苛立って

何を云おうとしてたかも忘れて

染みついた彼方の匂いが消えていく

夏、深くなる夜にあなたが居て

冷夏の中の夢、溶けてゆく

夏、戻る前にキミ忘れていて

だって夜空にあなたの星座が光っている

流れ出す、零れ伝うが夏で渇く

想いは儚く、水に戻る。