reportage Front Cover

Lyric

farewell

N.T.Dogs

[momizi]

まるで波に攫われる

砂の城が溶けていく様に呆気ない

例えるならば、そんな最後だった。

お前が何処に行こうが

止める術もないと無理して笑った

遠くなる背中は現実を無口に語った

あの日のdigest

遡って巻き戻せるか

茜色に染める sunset

Beachに靡く風

隣で長い髪が揺れる

あぁ夢では無いんだって

頬を抓って目を覚ました

そうだ、今日もまた同じ夢

『またね』なんて言葉が

最後の別れになる

時の流れは残酷で

まるで身を縛った監獄

傷跡を舐めれば感情はsad

凄惨なtrust

俺1人だけ置いて行かれるようで

流れる時間はfastだから

惜しんだfarewell

立ち止まって

見送ってた側だったから

振り返ったが

そこには誰も居ない

あの頃は苦しむ程に思いを馳せた

今はあいつの顔でさえも

曖昧になって思い出せない

Farewell いずれ忘れる

擦りむいて出来た傷跡を眺める

痛みを覚えて溺れた慰め

明日を殺してやがて 足を止める

Farewell いずれ忘れる

肩から離れ飛び去った百合鴎

既にfaraway 消える面影

取り敢えず歩いてみようって思えた

もう少しだけ

[K_to_K]

俺はマクガフィン

どの物語でも主役になれやしない

ニヤつく sunriseに掲げたfucksign

クソな現実ループする最悪の日々

どう足掻いたって

ハッピーエンドになれやしない

遠くに行くhoney

そんで1人現実から乖離

俺に問う俺の価値

とっくに投げた匙

知った愛は火種に

暖を取った孤独に

褪色した物語に終わりを告げよう

アリーヴェデルチ

ただ淡々と過ごすlife 積もる歳月

空っぽなbrainで過去を精算

固まったmindはsteady

忘れないpain 思い出して執るpen

切れずに繋がれた縁は

錆びないgold chain

万物は流転 それが世の常

吐いた言葉は時が経てば

上空へ気化して

忘れないでくれと願うが

いつか遥か彼方へ

その前にイカしてるあいつに

このリリックを聞かしてぇ

Farewell いずれ忘れる

擦りむいて出来た傷跡を眺める

痛みを覚えて溺れた慰め

明日を殺してやがて 足を止める

Farewell いずれ忘れる

肩から離れ飛び去った百合鴎

既にfaraway 消える面影

取り敢えず歩いてみようって思えた

もう少しだけ

  • Lyricist

    momizi, K_to_K

  • Composer

    K_to_K

reportage Front Cover

Listen to farewell by N.T.Dogs

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東京都 練馬区を拠点に活動するmomizi,K_to_K,楓の3mcからなるHIPHOPクルー「N.T.Dogs」。
 クルー内でTrack、mix、アートグラフィックを手掛け、独立性のある音楽を制作し続けている。

今回制作されたアルバム「reportage」では、全曲を通してトラックメイカーでもあるK_to_Kにより、90年代の色を感じさせられるTrackが手掛けられており、各mcの心情やその変化がlyricに綴られたアルバムとなっている。

Artist Profile

N.T.Dogs

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