Lyric

陽の光がきらりとして

いつもの通りを彩っている

今日も君はむくりとして

いつもの通り身を震っている

ご覧よ　君の目に映る

この色を待ってたんだろ

雪化粧で鮮やかに　白く街塗り潰し

足跡を黒く型取るんだ

モノクロに染められ

街は冬に踊る

飛び出せ　この景色

すべては今君のものさ

陽の光がきらりとして

橙色に照らしている

霧の中にも差していて

夢うつつを繋いでいる

こうやって君の目に映る

この日々が続くように

誰ひとりこの場所に欠けることのないように

身を擦り寄せて守っているんだ

モノクロに染められ

街は冬に踊る

雪解けが来るまで

春になればあなたとまた

やわらかな夜

少しずつ軋み

いつもの通りが少し遠くなる

でも例えこの日々が

少しずつ軋み

いつもの通りにいかなくなっても

君がいれば

モノクロに染められ

君は記憶に残る

ヒト、モノ、出来事を

思い出せない日々が来ても

そのころには何も

残らないとしても

思い出す　この景色

すべては今君と共さ

流れる時　移ろう四季

止まったままのこの部屋で